2025年2月18日火曜日

テニスのダブルスでハンドサインを使う理由が分からない

テニスのダブルス



テニスのダブルスでの経験がまだ少ない
ばかりに、試合中にハンドサインを使う
理由が分からないでおりませんか?

これを知るのと知らないとでは、
試合の勝敗にも大きく関わってきます。


どんな時に使うのか今のうちに
しっかり把握しましょう。




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■目次

1:ダブルスでよく見るハンドサイン

 1A:指の本数や向きで内容も異なる

2:そもそもポーチが打てない

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■ダブルスでよく見るハンドサイン



アナタがまだ最近になってテニスの
ダブルスを始めたばかりでしたら、
分からないことも多いと思います。

例えば、ハンドサイン。


テレビ中継されてるテニス世界大会の
ダブルスの試合でも、相方がラケットを
持ってない手を背中の後ろでよく
手(指)を動かしてる様子を見ますね。


サーブを打つ時に前衛の相方が
サーブのコースのサインを出します。

これがハンドサインです。


じゃあ、そのハンドサインは何のために
試合中に使われてるのでしょうか?

それも、ポイント間に打ち合わせをせず。


中には、ポイント前に打合せする
ダブルスペアもいます。

ですが、基本的には相手ダブスルの
ポジションを見てから判断するのです。


具体例を書きます。

相手側のリターンもサーブに対して
立ち位置を変えたりするのです。


場合によっては、リターン側の前衛が
下がって2バックになったりします。

そのあたりを見てサーバー側の前衛は


  • サーブをどこに打ってほしいとか

  • ポーチに出るとか


という具合にサインを出すのです。

ご存じだと思いますが、野球でも、
キャッチャーがピッチャーに対して
手を使ってサインを見せますよね。


要は、自分たちが有利か不利かや
試合の進み具合によって判断して
出すサインも異なってくるのです。



●指の本数や向きで内容も異なる



お察し頂いてるかと思いますが、
例えばジャンケンで使うような


  • グー

  • チョキ

  • パー


を用いて出すハンドサインもありますし
単純に指の本数で決めたりします。

又は、親指だけを使って、


  • 右・左・上・下


などの4方向を指す場合もあります。

その指の本数や向きによって



  • サーブのコースを指示(殆どが「センターに打って」)

  • ポーチに出る

  • ポーチに出ずにステイする



と、内容を決めてるのです。


どのハンドサインでどこに打つかは
そのペア達で決めることなのです。

例えば人差し指1本を下向きにサインを
出したからと言ってセンターに力強い
サーブを打つよう指示するとは限りません。


相性の悪い駆け出しのダブルスペアは、
そもそもハンドサインを使うことすら
しないのですから。

(そこまで成長してない意味です笑)




■そもそもポーチが打てない


テニスのダブルス




先ほど「ポーチに出る」とか書きました。

実は、このポーチというのがダブルスの
選手に必要なテクニックです。



これが優れてるか次第で相手ダブルスを
相手に勝利できるか左右されます。

ここまで来てアナタは



  • そもそもポーチが打てない



とお悩みではありませんか?

あるいは、そもそもポーチって何?
という立ち位置でしょうか?


一応説明しますと、ポーチとは、
ダブルスのパートナーに向かって
打たれたボールを(アナタが)横取り
して相手コートに打ち返すことです。



このスキルをアナタたちペアが
身に付けることでダブルスに強くなり
試合にも勝てる可能性が高くなります。

それくらい、代表的なスキルです。


ハンドサインはあくまで試合をどう
進めていくかというシグナルなのです。

だから、スキルとかはまた別の課題です。


いくら、前衛にいる相方が

「ポーチに出る」

とサインを出しても、アナタにそれが
出来なければ意味がありませんからね。


ポーチは、ボレーが出来れば
難しくはないと考える人もいます。

確かにボレーが現時点で打てるなら、
ポーチの習得もできる可能性はあります。


ですが、それ以前にもっと
大切なことがあります。

それは、パートナーとの連携と、
息の合った戦術です。



それは、この相方はダブルスでは
こういう状況にどう動くのかを
瞬時に把握することです。

だから、互いに信頼は大切ですし、
そうして初めてポーチも上手くいきます。



「負けても相方を責めるつもりはありません。
 ですがどうしても技術面ではまだまだ未熟です。」




と、アナタは不安ではないでしょうか。

アナタがダブルスで勝利したいのでしたら、
この機会に是非参考に取り組んでください。


ボレーやポーチはもちろん、
お互いの動き(連携プレー)や
試合に活かせるテクニックなど、
どんな強豪ペアにも勝てる可能性があります。





⇒ダブルスで試合に勝つ練習メニューを知る
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